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アーリントンカップ

1着タワーオブロンドン
強かったですね。半次郎はこの馬のことを『もっと距離の短い所で良さの出る馬』と評しておりましたが最後の脚はさすが朝日杯FS3着馬といった感じで完勝でした。次は輸送のない東京でNHKマイルですから当然要注意の1頭ですね。牝馬のテトラドラクマと全く違う脚質ですので当日の馬場傾向には注目です。


2着パクスアメリカーナ
予定より早く降り出した雨がこの馬に味方しましたね。馬場が渋れば相当強い競馬をする馬ですから。本番でもお天気次第じゃ重い印を用意した方がいいでしょう。


3着レッドヴェイロン
いや驚きました。先行して速い上りのを使えるのがこの馬のいいところでしたがこのレースではまさかの後方2番手からの追走。結果上り最速で3着に入る訳ですがこの戦法を使えたことで脚質が広がったのはいいことだと思います。権利も取れたし。


G1皐月賞

1着エポカドーロ
昨日のブログでも書きましたがこの馬の好走の背景はスプリングSと全く同じ展開になったことです。前に行った組の時計自体はハイペースのラップですが後続集団の先頭のこの馬にはスローで逃げてる展開になったことです。しかもスロー逃げになったことでこの馬は充分に脚をためることが出来、あの位置から上がり2位の末脚ですから後ろから行った半次郎の本命馬ステルヴィオがいくら上がり1位の末脚でも届きません。前走でも見せたステルヴィオになかなか抜かせなかった勝負根性もありますしもちろん半次郎も馬券に入れておりましたがまぁ予想を超える強さでした。しかしもともと距離不安もありますし次走、ダービーへ向かうようなら危険な人気馬になるかもしれません。しかし今年の藤原英厩舎は勢いありますね。


2着サンリヴァル
エポカドーロと同じ位置で道中を進んで最後は上り3位の脚で2着入選ですがこの馬想像以上に強かったです。この馬って評価してる方達が結構いてその方たちは昨日のレースはたまらなかったんじゃないでしょうか。あまり人気しないタイプでしょうしダービーでも内枠に入ったらかなり面白い馬だと思います。


3着ジェネラーレウーノ
アイトーン・ジュンヴァルロ・この馬で形成した後続を離した先頭集団の中で唯一馬券に残る大金星。この馬の上りが37.6秒でクビ差4着のステルヴィオの上りが34.8秒と実にラスト3ハロンの脚は3秒近い差がありながら3着に残してますから昨日のレースはいかに前にいた馬が有利だったかということです。ただそれでも先頭集団で残ったのはこの馬だけですし同じ中山の京成杯を勝っての参戦ですから他の逃げ馬とは地力が違っていたのでしょう。週中の予想段階では穴馬で面白いなと思ってたのですがローテが気に入らなくて消しちゃったんですよねぇ。ちなみにジェネラーレウーノと同じく京成杯から直行して皐月賞で馬券になったのは過去にエイシンフラッシュ(3着)だけ。そのエイシンフラッシュはダービーを勝ってますがまさか・・


4着ステルヴィオ
本命馬でした。少しだけ出遅れのような形になりましたが後方から行くのはいつものことで後方2番手からの競馬で最後は上り最速で上がっていきましたが3着ジェネラーレウーノより3秒も早い脚であがっていってるのに届きませんでしたから昨日のレースではもう展開が全てですよね。普通に強い馬だと思いますがダービーでは距離がどうでしょう?秋天なんてかなりハマるレースだと思いますけどね(予言)。


5着キタノコマンドール
陣営に馬券になるつもりが1ミリもありませんでした。しかしながらプラス12キロの余裕残しの仕上げ、初輸送といろいろな課題を抱えながらの5着入選でダービーの出走権獲得はキャリア2戦の馬でたいしたものです。トビの大きな馬ですので東京コースは間違いなく中山より合いますから楽しみでもありますが過剰に人気するタイプでもありますので出来れば飛んでほしいのですが。


6着グレイル
期待しておりました。前走共同通信杯は1番人気で7着と期待を裏切りましたが敗因はハッキリしてましたから昨日の10番人気という評価はただただ美味しいなと思ってたのですがこの馬も展開が全てでしたよね。ちなみにラスト3ハロンを上り最速で上がっていったのはこの馬とステルヴィオ・キタノコマンドールの3頭でした。


7着ワグネリアン
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週中から「馬は機械じゃない」「僕が出来ることは限られてます。動かしたらいいじゃんと思うかもしれないけどまだ成長段階ですから・・・」等の発言がネットニュースなどに取り上げられてましたが、昨日は展開もありますが前が動いてから追い出すのは最悪な騎乗でした。しかもスタート良かったのに下げてましたからね。もとから中山よりはダービー向きな馬ではありますからどうなるかしっかり見ていきたいですね。


9着ジャンダルム
他の予想屋さんたちのtwitterやブログでよく見たりしてますがこの馬を本命に上げてた方がまぁ想像以上に多かったです。何でなんでしょ?半次郎は「あっても3着まで」と馬連の買い目にも入れてなかったのですが、やはりこの馬は他の有力馬よりは一枚落ちますし距離も2000は少し長い印象がありました。1600戦で見たい馬ですね。


10着タイムフライヤー
この馬に期待した方も多いのではと思いますが前走、レベルの低い中であの着順は負けすぎでしたよね。


以上、アーリントンカップと皐月賞の回顧でした。


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