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本日は金鯱賞の回顧記事です。


1着スワーヴリチャード
スタート後は4番手追走もペースが遅いと見るや52秒過ぎから徐々に進出を初めて先頭のサトノノブレスに並びかける場面も。サトノノブレスの2番手に落ち着いたところでちょうど1000m通過が1分3秒の超スローでしたからここで勝負ありだったのでは。ミルコは本当にペース読みが上手い騎手ですよね。去年のG1宝塚記念でもペースが遅いと判断するとキタサンブラックに突っかかっていき少し足を使わせてましたもんね。これをG1の大舞台で遣って退けれる判断力と技術があるのがミルコの凄いところ。遅かったせいでスワーヴリチャードも最後の200mしか足を使ってませんし余裕残しで次に繋がる競馬が出来たかなと思います。あの位置どりで上がり2位の末脚を使ってましたから相当余力があったんでしょう。大阪杯でミルコはスワーヴリチャードとペルシアンナイトの2頭のお手馬がいる訳ですがどっちに乗るのか注目です。


2着サトノノブレス
少頭数・逃げ馬不在・開幕週なのに雨の影響でパンパンの良馬場でない、とこの馬の力を出せる条件が揃ってました。この馬を買えずに申し訳なく思ってます。G2戦あたりなら同じような条件の時に狙ってもいいと思います。


3着サトノダイヤモンド
7分仕上げでしたが力は見せました。というよりあの展開の中上がり1位の末脚で3着まで追い上げてきたのは見事だったと思います。少し反応の鈍いところは見せてましたが次走きっちり仕上げてくればそこも解消されると思います。次走は有力候補です。


4着ヤマカツエース
向正面でスワーヴリチャードが上がって行った時に少し一緒に上がってしまいました。釣られたのかスワーヴリチャードを徹底マークしてたのはわかりませんがそこで足を使ってしまって最後はもうひと伸びありませんでした。ただ太め残りだったことも影響してると思いますから大阪杯へ向けた仕上げで臨んでいたのかもしれません。


6着ブレスジャーニー
期待していた馬でしたがパンパンの良馬場の方が良かったのかもですね。しかし左回り・2000m以下と買い条件が揃ってた割には少し残念な走りでした。夏の重賞で狙うくらいでいいのかもしれません。


8着メートルダール
福永曰く、
「スローペースになることは分かっていました。手応えがあれば早めに動いて行く形もありましたが...。最後も離されていますし、こんなはずではないのですが...」
昨日のブログ記事で福永を怒った理由はここにあります。スローペースになるのがわかってた??わかっていたのならあの位置どりは解せないです。もしかしたら陣営から「終いの脚を生かしてくれ」と指示があったのかもしれませんがスローになるのがわかってたのならスタートから外に出して下げるとは謎騎乗ですよ。指示があったにせよレースですから多少はねぇ。


以上金鯱賞の回顧記事でした。


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